music of life

ロックバンド好きがV6さんについて話したいだけ

V6さんの歌声(4)三宅健さん編

こんばんは~森田剛さんの記事以来アクセス数が微増しておりましてちょっとびびっているひつじです。ありがとうございます。おてやわらかにお願いします・・・(チキン)

さて、本日はナチュラルボーンアイドル三宅健さん編です。

極度にかわいい顔面と自由奔放なキャラクターに潜ませた高いプロ意識でアーティスト気質集団V6のアイドル力を爆上げしてくれる三宅さん。トニセンさんたちには「健はそのままでいてね」「(うちの健)天才でしょ?」などと天然記念物扱いされています。実にほほえましいかぎり(にっこり)

 

三宅さんといえばとても個性的な歌声ですね。ワンフレーズ聴けば、あらV6さんちの健ちゃんだわ~と気づけます。個人的には外国のお菓子みたいにカラフルでポップでパチパチはじけるイメージ。高めの声色で実直に歌われるので女の子が歌っているようなセンチメンタルさが男性ボーカルに埋もれることなくとても良いアクセントになります。どこか無邪気さを感じさせて、気になる、なんだかほっとけないような歌声。そうまさにほっとけない健ちゃんです。使い方で表情も威力もいくらでも引き出せるお声なので制作者側はかなり燃えるかと思います。

歌唱面をリードする坂本さん井ノ原さんの男性らしいかっこいい声、森田さん三宅さんのポップな声、長野さん岡田さんの柔らかな声が合わさることでV6さんは実力を備えた、でも遊び心のある楽しいユニゾンになります。「個性豊かなひとたちが一緒に歌っている」感が色濃くでて「UTAO-UTAO」「ミュージック・ライフ」みたいな曲はより説得力が増しますね。

 

戻りまして三宅さんですが、森田さんと同じくリズムにとても強く、個性的な声はオートチューンとの相性もばつぐんです。最近のEDM的な楽曲は本当に輝いていらっしゃいますね~!歯切れのいい自由に跳び回る歌声がすごく気持ちいいです。

 

「Crank it up!!」は「Like that まるでエイリアン」ってフレーズを三宅さんにあてた方に商品券等お送りしたいです。三宅さんのちょっと得たいの知れない感じ(かわいすぎる顔面とか、予想外の言動とか)と実にぴったんこです。

 

「Sky's The Limit」サビは明らかに三宅さんの声が効きまくってますね。青空をどこまでも突き抜けていくような爽快感と、なんでもできちゃいそうな前向きで明るい気持ちを見事に表現してくれています。

 

ご自分も楽曲制作に関わられたという「FLASH BACK」はとにかく構成が素晴らしい。スタイリッシュで都会的なエレクトロダンス曲の終盤にかわいらしく少しはにかんだ様な高音で「君を今より好きになってる」なんていきなり感情豊かな歌詞を突っ込んでこられてまんまと健ちゃんやっほーーー!!!!と大興奮した覚えがあります。最後の余韻を残すラララ・・・♪も良いですね、ごきげんにスキップで去っていくようでかわいいです。

 

憶測ですが、10代の頃なんかはご自分の歌をコンプレックスに思っていらっしゃったのかなあとも思います。ですが音楽において「聴けば誰か分かる音」というのは本当にかけがえのない才能。特に声質はほぼ生まれ持ったものですから(THE BAWDIESさんみたいな稀なケースもありますが笑)現在立派に個性を武器にしてみせた三宅さん、男前だなあと思います。

本日はこのへんで。お付き合いありがとうございました~。

V6さんの歌声(3)森田剛さん編

おひさしぶりです、ひつじです。GWと「Timeless」テレビ出演にうかれぽんちしてました。ダンスもカスタム衣装もすてきですね~!

さて、本日はV6のカリスマ森田様こと森田剛さん編です。どきどき。

森田さんといえばクールな外見に反した繊細な歌声。私は「内向的で気難しい少年のような声」という印象を受けました。はい、今年36歳になられたのは存じております。

 

V6さんの曲を聴き始めたとき、森田さん歌いだしの曲が多いなあと感じたんです。実際の割合はわかりませんが、それは森田さんが歌いだしたときに「強く印象に残った回数が多かった」ということだと思います。そんなことを気づいたときのつぶやきがこちら。 

 

息を含ませた少しミステリアスな声で森田さんがそっと歌いだせば、するすると歌の世界に心を惹きこまれてしまいます。ファンの方にも人気の高い「will」は一瞬で気持ちを掴まれて、個人的にもV6に興味を持つきっかけになりました。「涙のアトが消える頃」「Timeless」(Aメロ歌いだし)なんかは曲のテーマもあって一緒に過去に思いを馳せていく感覚になれますね。物語の案内人みたいで素敵です。

 

ゆったり曲では儚さも感じさせるほどですが、早い曲では危険な色気が増すのもまた不思議な魅力です。しかし「BEAT OF LIFE」のソロパートはあまりにもセクシーで(ほんとに森田さん!?)と何度か巻き戻しました笑

 

音を細かく区切って発音されるのは他のメンバーにない特徴ですね。長音ではよく子音と母音を区切って発音されます。

「BING♂」の「人生なんてえーそんなーもんさあー」

「キミノカケラ」の「抱きしめてもおっと、離さないでずうっと」

Air」の「君の唇とおー」あたりがわかりやすいかと思います。

 

あとはV6みなさんほんっとにリズム感いいなー!とよく惚れ惚れしちゃうのですが、なかでも森田さんと三宅さんはリズムの鬼というか申し子というか。リズムに強いおふたりはキレキレのラップパートを息ぴったりにこなして一部ファンの方の熱い期待に応えてくれます。ちょっとした名物感あるよね。

森田さんのラップは「Live Show」「Swing!」がお気に入り。「Are you ready tonight?」のついてったら大変な目にあいそうだけど好奇心が抑えきれない危険な兄ちゃんな感じもだいすき。しかし昔と聴き比べるとラップも格段に上手くなられてるんですねえ~。

あとリズム感といえば森田さんのダンスは音ハメがアイドルらしくなさすぎてにやけた覚えがあります笑

 

個人的には眉間にぐっと力を入れた鋭い目線と、ギャルに超人気だった人というなんとも(雑な)怖いイメージが幼少時からありまして、V6を好きになっていちばん印象が変わった方です。でもそのギャップが落とし穴、ということで私も森田さん推しではないのですが別枠で「森田様」枠が出来上がりつつあります。

 

森田剛はやっぱりかっこいい。

 

おしまい!おつきあいありがとうございました~!

V6さんの楽曲感想(1)「fAKE」

なんの計画もなく書いていますのでいきなり楽曲について語りだすこともあります。(自己紹介)

こんばんは、ひつじです。本日はシングル「ROCK YOUR SOUL」のC/W「fAKE」について書きます。考察ではありません、ただのアイドル初心者の感想です。よろしくお願いします。

 

「fAKE」はタイトル通り嘘で塗り固めた偽物の自分を大切な君へ見せ続けることの罪悪感、葛藤を歌ったテーマとしては鬱々とした曲です。アイドル初心者の私はドロドロしたちょいエロな曲とかイロモノ的な感じでよくあるよね~ぐらいの偏見しか持ち合わせていなかったので、こんなに繊細で救いのない身勝手な曲(※すべて褒め言葉です)をアイドルが歌うのかあ~と少しうれしく思いました。偏見はよくないですね、ごめんなさい。

全編にわたるボーカルのオートチューン加工で偽りの自分を表現し、さらにわざと感情を見えづらくすることで、それでも伝わってくる6人の苦しみがより強く、悲しく訴えかけてきます。サビでところどころ入る(「価値のない」あたり)キック連打がおしゃれでお気に入り。シンセも歪ませてたり重ねてたりでシンプルな単音はほぼ登場しないところが「本当のぼく」を見せないぼやけた視界を思わせて、虚無感、さびしさを感じます。どうして見せてくれないの?

 

そして私がいちばんおもしろいなあと思ったのが歌割。 

この曲は細かく歌割が区切られメンバーが次々と苦しみを吐露するように歌っていくのですが(すごい歌だな)その歌詞がそれぞれのイメージと合っているなあと感じたのです。個人的な印象がこの通り。

 

森田さん・・・冷めているようで思慮深く君を想っている

三宅さん・・・真っ直ぐ想いを伝えたい、だけど考えすぎてうまく立ち回れない

岡田さん・・・君に誠実でありたい

井ノ原さん・・・大切な君に嘘をつく苦しみ

長野さん・・・隠しとおす優しさ、自己犠牲

坂本くん・・・割り切る強さ、自己否定

 

誰がどの歌詞を歌っているのか書きだそうかなという考えもよぎったのですが、そういう入り組んだことはジャニオタのみなさまともあればすでにどなたかが遂行されているかと思い直しましたのでやりません。めんどくさいのでやりません。

今歌詞を読んでいて気づいたのですが、ひらがなが多いんですね。そして全体的にぽつ、ぽつ、と言葉を紡いでいるので少し茫然としている感じ。もうどうしていいか分からないんだって表現かな。

剛くんは全編高音の切なさ爆弾がすごいです。とても波状攻撃。岡田さんの素直な優しい声で「今ぼくは抜け殻」なんて歌われたら心配になっちゃうし、健くんが「苦しいんだよ、せつないんだよ」なんて訴えてきた日にはきっと世のお姉さま方が血相変えてとんでくる。いくさじゃー!

井ノ原さんはもちろん2サビ前の「こんなの」と見せ場の「背負い続けていく」

「こんなの」はどうしようもない内へ内へ込めた怒りを感じるし、「背負い続けていく」はがむしゃらな、感情の暴発。さすがです、かっこいい。

「知らないことのしあわせもある割り切れるか?」

「ならばすべてを打ち明けるのか?なにもかもなくす覚悟で」

ここを立て続けに坂本さん、長野さんが歌うのがもう・・・苦いやら切ないやらかっこいいやら・・・。他にも書き出したい箇所はあるのですがとにかく全体的に「にくいなあ~」と思う見事な歌割です。さすがプロ!(小2)

 

とまあ帰宅までの10分程度でここまですんなり妄想できたところで、「夢を売るアイドルさんだとこんなにスムーズに妄想ができるんだなあ・・・」と謎のカルチャーショックを覚えました。しかし実際自分がこんな男性の彼女になったとしたらちょっと厳しいですよね・・・いや・・・ね?笑

でもそういう、自分でも説明できない、めちゃくちゃに矛盾した感情ってあるんですよね。ほんとに身勝手で悲しいひと。でもかっこいいV6が歌うことで物語の奥行がどんどん深まって、切なくて、色っぽくて、とてもかっこいい歌になっています。おしまい。お付き合いありがとうございました~。いい夢みろよ~。

V6さんの歌声(2)坂本さん編

本日は我らがリーダー坂本昌行さん編です。わーいリーダー!

個性派ぞろいのV6をまとめる最年長なんだかんだで愛されリーダー。今年なんと44歳という私の母親が初孫を持った年齢になられますがアイドルは時空を歪める魔法を使えるようですね。

お茶の間アイドルの枠に収まらない歌唱力と持って生まれた華やかさでミュージカルでもご活躍されてます。私はロックバンドのライブによく行くのでリップシンクは割とすぐ気づくのですが、坂本くんには通用せず(………今ブレスが乗った…ということは生で歌っている……だと…?)とよく混乱しています。声量コントロールがほんとうにお上手で音源のように整った歌声を軽やかに放つスマートでクールなお方です。

 

井ノ原さんはどんな楽曲にも寄り添える音楽偏差値の高さと心に響くエモーショナルな歌声というロック好きにはたまらないボーカルさんですが、坂本さんは上品な歌い方は基本的に崩さずでもいきなりおうちに押しかけたら非常に美味なほかほか揚げ出し豆腐をすっと差し出してくれるような歌い手さんですねみなさん大丈夫ですかついて来てくれてますか?だしもちゃんと効いてるやつですよ想像できましたか?

 

くせのない伸びやかで丁寧な歌声でボーカル面でも個性豊かな他5名をしっかりまとめ、男性アイドルらしい清涼感も添えてくれるやっぱり頼りになる存在です。いつでもばっちり決められる安定感で大サビ前CメロDメロはだいたいリーダーか井ノ原さんが務めあげられてます。

 

あとは子音をきちんと発音されるので、代わる代わるソロをまわす曲なんかではハッとさせられますね。それだけだとリズム重視のバキバキな曲にしか合わないんですが、バラードではちゃんとゆったり柔らかさも表現できるそつがないリーダー。何より歌ってて気持ちよさそうなお顔がすきです。いつまでも楽しく歌っていて欲しいなって思っちゃう。

 

坂本くんはですね、多方面からへたれおじさん扱いされていたのを幼少時観ていたひつじは少しもかっこいいと思ったことがありませんでした。なんせ歌って踊ってるとこの記憶がないもので・・・スンマセン!今はですね、気づいたら目で追ってしまいます。歌もダンスも上手い、スタイルもいい、身近にこんなにかっこいい大人がいたカミセンは羨ましいなあ。というわけで坂本さん編このへんでおしまいです。お付き合いありがとうございました!次回はだれにしようかな?

V6さんの歌声(1)いのっち編

V6内でも坂本さんとツートップとして歌唱面をリードする井ノ原快彦さん。

率先して笑いをとりにいくその破天荒さでシャイボーイ軍団V6に笑顔をもたらすムードメーカーでもあります。今ではNHKアナウンサーとしても立派に主婦層の支持を得ていますね。うそです。

 

井ノ原さんの歌声は技術ももちろんですが、とてもエモーショナルでまさに「グッとくる」。

いのっちが目を閉じて歌い上げるだけでどんな曲も名曲になりそうな、そんな力があります。

 

よくアコギ片手に作曲されてまして、V6ではいちばんの音楽人なのかな?なかなかサブカルな音楽(特にフォーク)好きらしいです。

 

そんな感じで音楽に通じていらっしゃるからだと勝手に妄想しているのですが、いのっちはどんな曲にも「正解」の歌声を持ってくる音楽優等生な印象があります。

たとえば「Sexy.Honey.Bunny!」ではハイエナジーな楽曲にあわせてセクシーに荒々しく歌う「みぃだれためでぇい!」

「D.I.S.」ではオールドなディスコサウンドにあわせてスイートなファルセットの「キスのリフレインで~♪」(対して2番の坂本さんは地声のまま高音突っ込むとこがまた最高にクール・・・!)

 いちばん驚いたのが「Good Life」イントロのフェイクです。ものすごく"そういう洋楽"らしくてなんて正しいんだ!って思わず仰け反っちゃったなんか花咲く夕陽差し込む外国のガーデン思い浮かんじゃった笑

 

こういうジャンルにはこういうボーカルが合うよねっていうのをきちっとはめてくる、知識かセンスか、もしくは両方、お持ちのようなので聴いていてとても気持ちいいのです。きっと音楽制作者にとってすごくやりやすいアイドルさんなんじゃないかなあ。音楽を好きで知っているから、すでにある程度の引き出しが出来ていて、引っ張り出してくるものにまったくの見当違いはないから進めやすそう。ましてや歌もうまいし表現力もある。なんて優等生!

 

実は私がV6さんに突如はまったのも井ノ原先生のおかげです。

思春期からロックで育ち立派に性根もひねくれ、ラブソングに一度も共感などしたことない、キラキラアイドルジャニーズさんが苦手だった私が「あれ、V6さんはいいかも・・・?」と見直したのは「Air」ライブ映像での彼の歌いだしを聴いたとき。

あっ歌うまい良い曲ダンスかっこいい!とスコーン!とおさまってしまいました笑

というわけで男性アイドルを好きになったのもジャニーズにはまったのも初めてのド素人かつ好きでも色々ぽろっと言っちゃうふつつかもののひつじですが、よかったら仲良くしてください。お手柔らかにお願いしまあす。